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たましうむ・魂に刻まれた物語

ペルーの旅で突然前世がみえるようになり、自分の前世を紐解くうちに事務職の会社員からカメラマンになりました。魂に刻まれた物語を読み解き、前世から引き継いだ才能・能力・課題を今の人生にいかすことを探求中。

ペルーの旅(2)前世がみえるようになる

4月某日、ニューヨーク経由でペルーへ。

空港に着くとコカ茶が用意されていて、ご自由にどうぞという感じで

飲めるようになっていた。

コカ茶は高山病予防になるらしい。

スーパーでは紙パックのコカ茶も売っていて、こちらではよく飲むみたい。

 

ペルーといえば、シャーリーマクレーンの「アウト・オン・ア・リム」で

ペルーの鉱泉に入り幽体離脱した体験が書かれていた。

マチュピチュナスカの地上絵もあるし、ペルーは不思議で神秘的。

未知の世界に冒険に来てしまったような、

初めての感覚にドキドキしていた。

 

わたしは到着してすぐ、高山病でダウン。

ツアーのみんなは観光に行き、わたしはホテルの部屋で一人寝ていた。

※※※※※※※

数日経ち、列車での移動日。もうすっかり元気。

プーノからクスコへ。

朝出発日して夜到着するという、まさに一日がかりの移動。

列車の連結部分は、窓や扉がなくて、風が気持ち良い。

ひとしきり友人と話したり遊んだりしたのち、連結部分に座り

景色をずっと見ていた。

リャマやアルパカの群れが見え、しばらくただただ広い草原になり、

するとまたアルパカの群れ、街やお店・・・の繰り返し。

見ていてまったく飽きないし、いままでに体験したことのない時間の流れ。

日が暮れてくると、アンデスの山々がピンク色に染まり、

黄色からオレンジ色に変化してゆく。

その様をただだまって見ていると、時間の感覚がなくなり

いままで大切だと思っていた色々が、いらないもの、いらないことのように

思えてきた。

列車は故障で途中で止まり、3時間ほど遅れてクスコへ到着。

もうね、3時間遅れたってなんとも思わない。

アンデスの山々を眺めることが出来て、心はとっても満足していた。

※※※※※※※

数日後、パチャママ(Pachamama)とパチャタタ(Pachatata)という

プレ・インカの遺跡へ行った。

この日、自分の前世をみることになる。

まさかそんなことが自分の身に起こるとは思いもせず。

 

ケチュア語で、パチャママは大地の母、パチャタタは大地の父を意味する。

遺跡は山の上にあり、もともと高地であるうえに山を登るということで

高山病予防にとコカの葉をもらい奥歯で噛みながら登った。

息がきれるので、休みながらゆっくりと。

空港にコカ茶があったり、山登りにはコカの葉を奥歯で噛んだり

「ええーっ、コカって飲んだり噛んだりしていいの?」と驚いたけれど

コカは、インカの時代から神聖なものとされて、

儀式で神に捧げられたり占いに使われたりしたとか。

 

そういえば、こんな体験もした。

ツアーのなかに結婚する二人がいて、ペルーで結婚式をすると

いうのでわたしたちは皆出席した。

どこかのレストランで、民族音楽など聞きながら夕食なのかな

と思っていたら、バスが進むうちどんどん暗くなり

しまいには電灯がひとつもないまさに真っ暗闇のところで

「着きました、バスから降りてください。」と。

ひょえーと驚いたものの、ここはペルー、不思議で神秘的は当たり前。

そんな状況をすんなり受け入れ、転んだりはぐれないように、

みんなで手をつないで歩いた。

到着したところは、洞窟。

「おぉぉ。」

さすがにこれには驚く。

洞窟に身をかがめて入ると、一段高くなったところでシャーマンが

コカの葉を焚いて、ゆっくり首を左右振りながら、唄うように祈りを捧げていた。

洞窟の中はコカの葉を焚いてる煙で充満している。

全員が洞窟に入り、儀式の始まり。

太鼓がなる中シャーマンが祈る。

まず結婚する二人がシャーマンのところへ行き

コカの葉を手にとって燃える火にくべる。

同じように、ひとりひとり順番にコカの葉を火にくべて、

シャーマンの祈りを受ける。

儀式が終わると、みんなで洞窟から外にでた。

洞窟のわきには穴があり火が燃えていた。

太鼓の人々が演奏を始めた。わたしたちは火を囲んで、踊る者、じっと火を

見つめる者、それぞれがしたいように過ごした。