たましうむ・魂に刻まれた物語を読み解く

ペルーの旅で突然前世がみえるようになり戸惑うも、自分の前世を紐解くうち事務職会社員からカメラマンになりました。魂に刻まれた物語を読み解き、前世から引き継いだ才能・能力・課題を今の人生にいかすことについてあれこれ発信しています。※文章・写真の著作権は、たましうむ にあります。無断転載しないでくださいね。

元スパイの物語 〜その1〜

こんにちは、たましうむです。

この夏は本業が忙しく、ブログがすっかりご無沙汰になりました。

秋の虫の音を聞くようになると

暑い夏が終わったんだなあと、心も身体もホッとします。

 

さて、今日書くことは

親しい友人のとの会話から

結果として、いつのまにかリーディングへ突入という 

ある日のことについてです。  

 

舞台鑑賞好きの友人に

ある新作ミュージカルを「これ観に行く?」と

聞いたことが始まり。

どんな内容?と言いながらチラシのあらすじを読むと

友人は「私、近代の戦争ものを観れないからやめておく。」

と言う。理由を尋ねると

「舞台に入りこんで観るからだと思うけれど、胸が苦しくなって観ていられない。」

とのこと。

 

私も以前似たような体験をしていて

ソビエト時代が題材の舞台を観た時

ズドーンと重苦しくなって

観劇後数日寝込んでしまったことがありました。

 

ソ連ってなんだか怖いんだよね。」と私。

「え?なんで?そんなこと思ったことないけど?」と友人

 

私「いや、もうね、ソ連っていうと常に見張られている感じがして怖い。」

「今でも、足音が怖くて、背後からコツコツ足音が近づいてくると、相手に悟られないように急いで距離を広げようようとするし、絶対に振り返らない。後ろからくる相手のスピードが速くて抜かされる瞬間、全身の細胞がヒヤッとする。私を抜かした後そのまま相手が私に注意を払わず歩いて行くと、心の底から安堵感が湧いてくる。背後からくる人は、ヒールを履いたお姉さんだったり、会社員さんだったりして、一度も怖い目にあったことはないし、怖い人が近づいてくるんじゃないことは頭でわかってるんだけど怖くて仕方ないんだよ。」

と、言葉がつらつらでてくる。

友人は「へー、人の足音なんて気にしたことないよ。」と笑っている。

 

そうなんだ、背後からの足音を聞いても

怖いって感じないんだ、と驚く。

 

友人は笑いながら「スパイだったんじゃない?」と。

 

「スパイだったんじゃない?」

この一言を聞いて、そういえば・・・と

幾つかのことを思いだす。

小さな頃、母に連れられて知人宅に行った時

私が子供だから、母の友人たちは私にお菓子を出してくれた。

ものすごく食べたかったけど、絶対に食べなかった。

食べたくてお菓子をじーっと見ていたけれど

どんなに勧められても私は食べなかった。

何度も同じお宅にお邪魔して、ある期間が経つと

お菓子を食べるようになった。

 

という話をすると、友人は「なんで食べなかったの?」と。

「だって、毒が入ってるかもしれないじゃない!」と私。

 

「・・・え?!」

という表情で顔を見合わせる、友人と私。

 

なんと言いますか、

これらはすべて、口をついてでてきた言葉です。

小さい時に、だされたお菓子を食べなかったのは覚えていたけれど

恥ずかしがり屋さんだったんだと思ってました。

毒が入ってるかもしれないからだされたお菓子を食べないで、信用するまである一定の期間相手を観察し、自分の中で「よし。」と判断してからはお菓子を食べる。

だなんてことを、小さな女の子がするのって変な話し。

そんな解釈、今までしたことなかった。

 

でも、妙に納得。

 

友人「スパイってカッコいいよね、帽子かぶってコート着て・・・。」

私「いやいや!違う違う、スパイは紛れるんだよ!フツーの顔して紛れてるの。帽子かぶってコート着てるスパイはいたかもしれないけれど、映画や舞台でスパイってわかりやすいようにしてるだけだよ。スパイは紛れてる、人と何か違うって悟られたら終わり、フツーに生活してるんだよ!!!」

なんだか、口からつばでも飛んでそうな勢いで語り出すわたし。

 

ここまでくると、どんどん言葉がでてきて

それを「へえーっ。」と私自身も驚きながら聞いている感じ。

 

私「今でもね、人と話してると、ものすごく観察してるよ。本心を見抜こうとする。

派遣社員で働いていた時、1年間は挨拶のみのお付き合い。1年経つと、この人は大丈夫(信用できる)と思った人と相手や自分のプライベートの話しをするようになったよ。」

 

こう思い返すと、必要以上の警戒心。

そんなに警戒する必要まったくないし、周りの人や職場の仲間はいい人達だったし。

 

「あと、人の視線を感じるとサッと隠れようとするなあ。それに、よくスマホで写真撮ってる人がいるけど、たまたまそこを通りかかった時に、自分が写らないように必ず顔を背けるよ。その人は私なんて撮ってないことは知ってるんだけれど、”カメラ向けるのやめてくださいよ!”なんて思いながら顔を隠すねぇ。」

 

そういうと友人はかなり驚いて

「いつもあなたは、いろんな人と楽しそうに話したりコミュニケーションとれてすごいなって思ってたよ。みんなと仲良くできていいなーって思ってた。」と言った。

 

自分でも、そんなことしてるなんて

全く意識してなくて、自然に自動的にしていたこと。

みんなそうしてるでしょ?と思ってるくらい。

観察してるなんて思ってなくて、呼吸のように

当たり前に自然にしていたことでした。

 

わかっててそうしていたら、友達として

ちょっとイヤだなって、自分でもそう思います。

 

その友人とは、もう25年以上の付き合いになるけれど

私の話を聞き、それはそれは驚いて

「全然わからなかったよー。」と言っている。

 

「スパイとして大成功だね。」

と、ふたりで笑い合った。 

 

つづく